妊娠して意識するようになる井戸水

井戸水を生活用水として使用している職場や家庭もあります。実は我が家の生活用水も井戸水です。飲み水から調理に使う水、手洗い用など日常生活で何気なく使われている水。

特に井戸水を日頃から使っている場合、「妊娠してから井戸水の水質が気になりだした」と言う人もいます。例えば家ではなく職場で使われている水が井戸水だったりすると、まさか「水質検査してください」なんて言えないですよね。

【ブルーベビー病に要注意】
ブルーベビー病とは乳児の肌が突如、青白くなり呼吸困難になる病気で、原因は井戸水に含まれる硝酸態窒素(しょうさんたいちっそ)です。

硝酸態窒素が危険な理由
硝酸態窒素を含む水を加熱すると硝酸態窒素は除去さるどころか濃縮される
赤血球をヘモグロビンからメトヘモグロビンへ変化させることで酸素が行き渡らなくなる
ブルーベビー病の原因になるとと同時に乳児の突然死の原因にもなる

このように硝酸態窒素が含まれた井戸水を煮沸してから赤ちゃんのミルクを作ったがために、ブルーベビー病を発症してしまうわけです。

【こんな誤解に要注意】

  • 水道水や井戸水を煮沸すれば全ての有害物質は除去できる

正しくは、

  • 煮沸することで塩素とトリハロメタンは除去できる
  • 硝酸類に関しては除去どころか逆に濃縮させてしまうため逆効果

赤ちゃんのミルク作りに井戸水を使う予定がある場合は、事前に最寄りの保健所に水質検査を依頼してみることをお勧めします。

井戸水から硝酸態窒素が検出されたら

井戸水から基準値を超える硝酸態窒素が検出された場合、井戸水の使用を止めて水道水やミネラルウォーターの使用をオススメします。

といっても場所によっては水道水にもこの有害物質は含まれているので、水道水をそのまま使うというよりは浄水器を通した水を使うよう心がけてください。

浄水器によって除去できる物質や成分が異なるため、浄水器を購入の際はメーカーや店員によく相談してから購入しましょう。

井戸水や水道水に含まれる硝酸態窒素や亜硝酸態窒素は、赤ちゃんのブルーベビー病以外にも、

  • 糖尿病
  • 腎臓機能不全
  • 肺機能不全
  • 心臓奇形
  • 心不全
  • 家畜のぽっくり病

など赤ちゃんから大人、更には家畜にまでこうした病気を引き起こす原因になります。